2015/08 マスタングのブレーキフィールというかペダルタッチ? が気になり始めました。 ブレーキが利き始めるまでの遊びが大きい気が します。 以前からそうだったのかどうかはたまーにしか乗らない為 よく分かりません。。 えーと、無実の罪でこの時マスターシリンダーを 交換しました。 理由は以下に↓ |
遊びの調整はブレーキロッドでいじれたはずだと思い、 マスターシリンダーを外して奥に見えるロッドの頭の 部分を回して調整してみました。 ところが、組みなおしてみると明らかにブレーキが変! 何の踏み応えもないままムチ打ちになりそうなぐらい ブレーキが効くようになっちゃいました。。 ????んー・・・??? その後何度か調整しても同じです。 ってかロッドの長さを以前の位置にしても元に戻りません。 え? え?? って感じです。 その後すごーく考えました。 :ブレーキはすごく効く。フルードの漏れもない。 :ペダルも重くない。マスターバックのエアリークもない。 :ただ、ブレーキペダルに軽く足を載せたらスーッとペダルが 沈んで行って、、グン!!って感じでブレーキが効きます さあ、この状態。原因はいったい何? |
散々悩みましたが、結果はこれです。 何気に見てたネットにあった画像。 これはマスタングの物ではなく、確か古いジャガー? とかの画像だったかな。 ですが、基本構造は同じです。 これを見た時に気付きました。 ブレーキロッドのお尻のところにゴムのパットみたいなものが あります。 大した意味のないパットだと思ってました。 実はこれはブレーキのペダルタッチを左右している リアクションディスクと呼ばれる部品なのです。 通常マスターシリンダーは人間の足の力で押され 始めます。 その後ブレーキ圧がかかって重くなるとブレーキブースター が働いて負圧の力でシリンダーを引っ張ってくれます。 詳しい動作は長くなるので割愛しますが、 その微妙な切り替えをこのただのゴムがしています。 さて、話は戻りまして私のマスタング。 開けてみたらこのゴム、ありません。 ええ、多分ロッドをいじっている時に無くしたんでしょう。。 だって、このゴム。そこになんとなくいるだけなんです。 カチッとハマるわけでもなく。ロッドを抜いたら運が良ければ 一緒に引っ付いて来ますが悪ければ引っ付いて来ません 最悪はブースターの隙間に落ちます。。 |
ってことで、ダメもとでブレーキブースターを外して 中にリアクションディスクが落ちてないか確かめます。 ゴム製なので磁石等で取ることは無理なので 外してから振って出す方法しかないのです。。 結果。。 中は空っぽ。。残念。 その辺一帯を探しましたが全く見当たりません。 諦めます。 結構苦労して外したんですけどね。。 そのまま戻すのもなんだかなー。 どうせならもう少し高性能なブレーキブースターと 交換しようかなー。。 と思って色々寸法取り。 でも、いや、だるい。サビ取りして色塗って戻そう。 って事にしました。 |
結局リアクションディスクは見つかりません。 それ単体で部品調達難しい。 ということでとりあえず作ります。 ぶっちゃけ元々どんなものが付いていたのかさえ分かり ません。 ジャガーの奴に似せて硬めのゴムで試作。 グリスを薄く塗ってロッドの底部にくっつけます。 それを落とさないようにマスターシリンダーに差し込みます。 結果 これは微妙でした。 ペダルタッチが軽すぎです。 なんていうか、、トヨタのブレーキみたい。 もう少し硬い感じを目指したい。。 あ、マスターシリンダーとロッドの隙間(遊び)はゼロはダメでした。 0.5ミリ程度は無いとブレーキ踏んでいなくても勝手にブレーキが 効き始めてしまうという症状が起きます。 |
何枚か作って結果的に一番いいものはこれ。 中央に段差が必要でした。 素材の固さも大事なので硬さが変われば厚みや 形状も変えないとだめです。 元の形が分からないので苦労しました。 ってか、こんな変なこと誰もしないだろうからどうでいいか。 とりあえず! 私の物と同じタイプのブレーキロッドを使用されている方。 ロッドをマスターバックから抜いてはいけません! 遊びの調整は抜かずにその場で行いましょう! ってことです。 そうすればこんなバカなことせずに済みます。 |